障がい者が入れる老人ホームとその種類

公開日:2024/01/15

高齢者

老人ホームに高齢者を入れる際、健常な方であれば問題ありませんが、障害をもっている方は入れるのか疑問に感じる方もいるでしょう。また、障害者専用の老人ホームがあれば、安心して入居できます。本記事では、障がい者が入れる老人ホームについて、種類や選び方を解説します。ぜひ、参考にしてください。

障がい者が入れる老人ホームとその種類

障害をもつ人は、一般的な老人ホームへの入居が難しく、専門の老人ホームへ入居する必要があります。また、施設には民間施設と公的施設があり、どちらに入居するかを選ぶ必要があるでしょう。障がい者が入れる老人ホームとその種類について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

公的施設

公的施設は、国や自治体が管轄する施設になっており、主に社会福祉法人や医療法人が管轄しています。また、公的施設には3種類あり、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護医療院が主な施設です。特別養護老人ホームは、65歳以上であり原則として要介護3以上の認定を受けている人が対象となります。

また、介護老人保健施設は介護を必要とする高齢者が、退院をしたのち在宅で過ごせるようサポートする施設です。そして、介護医療院は医療的ケアが必要な方が入居できる施設であり、長期的な医療や生活支援を必要とする人が入居する施設になります。

民間施設

民間施設は、民間の事業所が管轄する施設を指します。主に、有料老人ホーム(住宅型・介護付き)・サービス付き高齢者住宅・グループホームがあります。介護付き老人ホームは、介護専用型・混合型があり、要介護度によって必要な介護が受けられます。

また、住宅型有料老人ホームは自立された方から介護が必要な方まで、幅広く対応している施設です。そして、サービス付き高齢者住宅は生活の自由度が高く、比較的健康で元気な方が入居できる施設になっています。グループホームでは、認知症の診断を受けた65歳以上の方が入居でき、スタッフの支援を受けながら少人数で共同生活することを目的としています。

障がい者が入れる老人ホームの選び方とは?

障がいをもつ方が老人ホームを選ぶ際、いくつかのポイントを押さえて入居する必要があるでしょう。予算や目的は、入居する方によって異なるためしっかりと家族やケアマネジャーと相談しながら入居を進める必要があります。障がい者が入れる老人ホームの選び方について紹介します。ぜひ、参考にしてください。

目的・予算

老人ホームへの入居が必要と判断した場合、本人の意思・どのような障害があるかきちんと把握しておきましょう。これは、状態がわからなければ、どのようなサービスを受ければよいか判断できないためです。また、入居にはどのくらいの費用がかかるのか、毎月の費用は年金で賄えるかどうかも大切になります。一般的に、老人ホームには入居一時金と月額利用料がかかることを覚えておきましょう。

入居・退去時期・施設の立地

入居を決めたら、ずっと同じ施設を利用するのか、一時的に利用するのか決めましょう。また、緊急性がある場合は、老人ホームに空きがあるかも重要になります。利用目的を明確にして目的に合った老人ホームを選ぶとよいでしょう。また、本人が住みたいと思える立地も大切です。家族が通いやすい場所であれば、会いに行きやすいですし緊急時に行きやすいメリットがあります。

老人ホームの種類を明確に

本人の障がいの程度から見て、どのようなサービスを利用したいか決まったらあとは老人ホームを決めるだけです。ずっと入居するのであれば特別養護老人ホーム、退院後を見定めてリハビリをおこなうのであれば、介護老人保健施設というように決めるとよいでしょう。

障がい者が入れる老人ホームのメリット・デメリットは?

老人ホームへの入居をためらう方もいるでしょう。老人ホームはメリットがある分、もちろんデメリットも存在します。障がい者が入れる老人ホームのメリット・デメリットについて紹介します。ぜひ、参考にしてください。

社会的交流・専門的ケア・食事のメリット

障がいをもつ高齢者は、家にいてもなかなか外へ出る機会も少なく、孤立してしまいがちです。障害者が老人ホームへ入居するメリットは、社会的交流がもてることでしょう。また、専門的ケアが受けられるため、急な体調の変化があっても安心してサポートしてくれます。食事に関しても毎日老人ホームで提供されるため、手間がかかりません。

自由度の制限・集団生活・家族と会う時間が減るデメリット

老人ホームでは、食事・入浴・就寝時間が決められているため自由度が制限させられます。ある程度、自由に動いていた方には窮屈に感じる場合もあるでしょう。

また、一般的には集団生活となるため人づき合いが苦手な方は老人ホームに慣れるまでに時間がかかる可能性があります。家族と会う時間も制限されるため、人によってはさみしさを感じてしまう場合もあるでしょう。

まとめ

本記事では、障がい者が入れる老人ホームについて、種類や選び方を解説しました。集団生活が苦手でも、障がいをもっていると老人ホームへ入居しなければならない方もいるでしょう。本記事が、家族に障がいがあり老人ホームへ入れるべきか検討されている方の参考になれば幸いです。

【千葉県】おすすめの老人ホーム紹介会社ランキング!

イメージ1
2
3
4
5
会社名リーブス
(ひまわりライフサービス株式会社)
みんなの介護
(株式会社クーリエ)
あいらいふ入居相談室
(株式会社あいらいふ)
ソナエル
(株式会社ソナエル)
みんかい
(株式会社 ASFON TRUST NETWORK)
特徴自分の家族と接するような気持ちで対応するのがリーブスのモットー掲載施設数1位。質・量とも鮮度の高い情報の中から施設を選ぶことができる相談から入居まで専門相談員が無料サポート!中立公正な立場に立った社会福祉士などの国家資格を持つ相談員に相談できる日本初の紹介センター。業界トップの相談経験と実績から培った提案を聞ける
詳細リンク

おすすめ関連記事

検索
【その他】千葉県老人ホーム紹介会社